標記大会は2024年8月18日(日)大阪産業創造館にて皆様の多大なご支援、ご協力のもと無事終了いたしました。 
新型コロナウィルス感染症対策に充分な配慮を行い、盛況のうちに終えることができましたことをこの場をもちまして厚く御礼申し上げます。

 

大会概要

 
学会テーマ
   私たちが今できること
    〜地域共生社会の実現に向けて〜

 

大会長挨拶

私たちが今できること ~地域共生社会の実現に向けて~

この度、第9回弘善会グループ学術大会を開催させていただくこととなりました。本学会ではサブテーマとして「地域共生社会の実現に向けて」を掲げました。

前回のテーマは「多様性の時代」でした。それは、全ての人にそれぞれの生きる意味があるということでした。もはや、人生は、こうあるべきといった決められたものではなくなりました。誰もが、自分の可能性に気づくとともに、他者とは、「異なる他者」「価値観の違い」を認め合う能力が必要となります。今後の発展には、同質性の高い閉じられた環境に安住することなく、多様な人々と共に生きるといった、開かれた共生社会を考えなければなりません。自分だけが正しいと思ったり、自分こそが正しいと主張したりしないことは、共生という相互に承認する社会では、重要なことです。これまでは、心を一つに、価値観を同じくするといったコミュニケーション能力が問われました。しかし、これからは、様々な価値観の人と、それぞれのままで何とか進んでいく能力が重要となります。その社会は、いっそう各自の自律が問われ、平坦な道のりではありませんが、実現に向けて進んでいきたいものです。

今回は、特別講演として奈良県立医科大学脳神経外科教授 中川一郎先生による「次世代の脳神経外科診療に求められること」を予定しております。先端技術の中に、医療の本質や、その意味や価値といった新たな切り口でご講演いただきます。又、ランチョンセミナーでは、認定NPO法人日本クリニクラウン協会事務局長/クリニクラウン 熊谷恵理子先生から、道化師(クラウン)を介して、病気の子どもたちからコミュニケーションを教えてもらうことになるでしょう。
続く、シンポジウム、一般演題と、多忙な中で取り組んだ広範な取り組みが盛りだくさんです。多彩な知見を吸収していただけることを期待しております。

最後に、本学会は、多くの皆様のご協力で成りたっております。この場をお借りして、日頃、私どもの法人を支えてくださるすべての皆様に心より感謝申し上げます。

 

プログラム

 

大会の模様

 
大会 会長挨拶


医療法人弘善会グループ 理事長 矢木 崇善

 
特別講演

座長:矢木脳神経外科病院 院長 谷口 博克

次世代の脳神経外科診療に求められること

奈良県立医科大学 脳神経外科教授 中川 一郎

 
ランチョンセミナー

座長:老人ホーム紹介センターアロンティア センター長 塚本 真美

笑顔でつなぐ こころ のコミュニケーション

認定NPO法人日本クリニクラウン協会 事務局長/クリニクラウン
熊谷 恵利子

 
シンポジウム

座長:こうぜんかい・はうす生野 施設長 山越 弘德、
          矢木脳神経外科病院 SCU病棟 主任 加藤 千世子
 
テーマ:100年企業を目指した私たちのビジョン

「地域共生社会」実現に向け介護老人保健施設の介護士ができること

介護老人保健施設 アロンティアクラブ 入所介護部4階フロア
副主任 佐治 愛

訪問看護ステーション 弘善会矢木の開設と展望

訪問看護ステーション 弘善会矢木 所長 生島 洋子

100年企業をめざした私たちのビジョン
~100年後も必要とされる保育園を考える~

あろんてぃあきっず真法院町保育園 乳児リーダー 木下 恵

災害を超えてつながる:トルコ支援から学んだ地域共生

矢木脳神経外科病院 薬剤科 岡本 芙美

 
一般演題1

座長:矢木脳神経外科病院  放射線科主任 吉元 弘

抗MRSA薬のタスクシフティング

矢木脳神経外科病院 薬剤科 美濃 臣哉

急性期病院で専門的口腔ケアの歯科介入を増加させた報告と一症例

矢木脳神経外科病院 栄養科 科長 谷坂 千恵

当院用Silent MRA のカスタマイズに向けて

矢木脳神経外科病院 放射線科 山下 雄志

 
一般演題2

座長:矢木脳神経外科病院  リハビリテーション科 主任 中田 翔

食事動作の自立を目標に作業療法を実施した症例への臨床推論

矢木脳神経外科病院 リハビリテーション科 竺原 徳磨

トイレ動作の介助量軽減に着目した重度右片麻痺者への臨床推論

矢木脳神経外科病院 リハビリテーション科 大森 麻結

小脳梗塞により運動失調を呈した症例に対して理学療法を行い、歩行能力改善に至った一症例

矢木脳神経外科病院 リハビリテーション科 最上 涼真

オーラルフレイル予防を目的としたデイケアでの取り組み
~多職種でも実施可能な取り組みを目指して~


介護老人保健施設 アロンティアクラブ リハビリテーション部
副主任 髙野 あずさ

 
一般演題3

座長:介護老人保健施設 アロンティアクラブ 看護部 主任 芝田 裕子

ご存じですか?『市民後見人』
~35歳ダウン症男性の暮らしを支える~


ケアプランセンター アロンティア住之江 所長 尾上 大祐

新規レクリエーション導入で入居者満足度(CS)向上を図る取り組み

あろんてぃあ・はうす住之江 池田 朱里

スライディングシートの活用に関する当施設の現状と課題
~ノーリフティングケア浸透のために~


介護老人保健施設 アロンティアクラブ 看護部 佐々木 かおり

新人看護師への効果的な指導・働きやすい職場環境づくり

矢木脳神経外科病院 急性期病棟 赤津 ひなの

 
一般演題4

座長:矢木脳神経外科病院 総合診療科 久永 學 

交通動脈を介する血流を伴う心原性内頚動脈急性閉塞に対する血栓回収療法

矢木脳神経外科病院 脳神経外科 木村 誠吾

超高齢化社会における高齢者の転倒転落リスクに対する方策 第三報
「サルコペニアの股関節に加圧して筋肉を補強するエア誘導パンツ」

矢木脳神経外科病院 整形外科 石井 眞介

矢木クリニック小児科:現状と今後の地域での役割

矢木クリニック 小児科 舟本 仁一

 

会場・日時

会場
大阪産業創造館
(4Fイベントホール)
〒541-0053
大阪市中央区本町1-4-5
https://www.sansokan.jp/map/

日時
2024年8月18日(日)
10:25~17:00
(受付10:00~)

アクセス
【電車でお越しの方】
■Osaka Metro 中央線を利用
1号出口から、北へ。
本町通の横断歩道を北に渡り、東(右)に進むと川(本町橋)の手前にございます

■Osaka Metro 堺筋線を利用
12号出口から、本町通をまっすぐ東へ。信号を2つ渡り、川(本町橋)の手前にございます。

【お車でお越しの方】
駐車場は有料となっております。30分200円

■ご来館の際は公共の交通機関をご利用ください。
⇒大阪産業創造館の地下にある機械コンベア式の有料駐車場のご案内はこちら

 

第9回 弘善会グループ学術大会
一般演題募集について(案内) 

演題および原稿の募集期間
・演題登録期間
  2024年4月19日(金) 17:00 必着

・原稿提出期間
  2024年5月24日(金) 17:00 必着

 

学会抄録ダウンロード

 

弘善会グループ学術大会 過去大会の模様