当院の医療技術部は、平成22年12月11日に新しくスタートいたしました。
それまで「医局」「看護部」と並んで、「コ・メディカル」という言葉でひとくくりにされていた部門である
検査科・放射線科・リハビリテーション科・栄養科・薬剤科から構成されています。
医療の急激な進展に伴い、医療技術も益々高度化し専門化してきました。
故に、医療現場ではそれぞれ高い専門性をもつ多種多様な医療スタッフの協働が不可欠です。
そして、患者様中心の「質が高く・安心・安全な医療」を実践する為には、目的と情報を共有し、部門間の
良好なコミュニケーションや建設的な問題提起ができる環境がなければなりません。
この様な観点から「医療技術部」が設置されました。
そしてこの目的を果たす為には、私達が「医療技術部」として一つになり、自分たちの役割を十分理解し、
実践することが何よりも大切になります。
「医療技術部」が充実していくことによって、患者様を中心としたチーム医療の質も上がると信じています。
その為にも、私達は何事においても「患者様のために」を念頭において、努力を惜しまず最大限の力を
発揮します。
<< 進化し続ける医療技術部 >> そして患者様から信頼される医療スタッフをめざします。
全ての進歩は、健康という人生の基盤を支えるためにあります。
その基盤があってこそ、人は幸せになるのでしょう。
病院では、日々膨大な数の医療技術部への依頼があります。
その一つ一つが患者さんの健康向上に寄与する技術です。
やがて患者さんは急性期を退院し、回復期や在宅療養といった次のステージへ向かいます。
「あの患者さんどうなったのかな」「元気で暮らしているだろうか」
そう思う気持ちがあってもなかなか実感することが難しいのが現状です。
医療技術は人を幸福にする基盤を整えるために技術を駆使する職場です。
この1年、膨大な治療実績に貢献し、各領域で様々な学術発表が行われることでしょう。
どのような場面にあっても、常に患者さんの心身に寄り添う技術であることを忘れず、取り組みたいと思います。
全ては、人生の幸福を支えるために、私たちは常に最善の医療技術に取り組みます。
当院では、コメディカルと言われるスタッフ=薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、言語視覚士を医療技術部門として看護部、事務部と並ぶ位置づけにしています。
この理由は、当院の医療技術スタッフは、指示のもとに専門技術を提供するだけでないと考えているからです。
5部門8職種が共通したビジョンを持ち、常に病院全体の医療のあり方、さらに、患者様のニーズを的確に読み取り実践していくことを望んでいます。職種の垣根を越えたスタッフが一体となって、「質の高い医療」とは何かを真に問いかけ続けることこそ、病院全体の質の向上につながることになると信じているからです。このことは、高度な医療技術を提供しなければならない技術部門が取り組むからこそ価値のあることです。
救急搬入の連絡があればいち早く現場に駆けつけ、医師、看護師とともに患者様を迎え入れ、協同して懸命に救命に取り組む姿。これこそが、当院の宝であり、真のチーム医療の姿だと思っています。
医療技術部ホームページにあるキャッチフレーズ、「夢」「進化し続ける医療技術部」の今後に期待しています。
当院は脳神経外科、整形外科を中心とした急性期病院です。
急性期、救急医療に特化し、各部署における専門性を充分に発揮できます。スタッフ個々の医療人としての意識も高く、地域医療に貢献しています。
また、92床という小規模の病院です。だからこそ、スタッフ間の距離が近く、○○科の○○さんといえば顔が浮かんできます。顔が見えるとお互いの仕事を理解しよう、協力しようという気持ちも出てきます。
だからチームワークがよいのです。
患者様の医療安全のためにチーム医療を実践しています。
自分のやる気次第では、院内での発表や学会発表、院外研修など様々なことにチャレンジできる事も当院の魅力です。
週3回のカンファレンス
症例報告、今後の治療方針などを検査画像、術中の動画などを用いて医師が行う。
チーム医療の実践
「医師回診への同行」
患者様の現状の把握と情報、意見交換。
「各種委員会」
感染制御委員会、医療安全委員会、NST委員会、褥創委員会など。
院内研修
各部署、各委員会によるスタッフ対象の勉強会。
院外研修
学会発表
日本病院薬剤師会近畿学術大会
日本病院脳神経外科学会
日本脳神経血管内治療学会 など
レクリェーション
ソフトボール部、バスケ&バレー部、テニス部など、部署の垣根を越えた交流会。
体を動かしたあとは、バーベキュー大会など打ち上げもあります。
当院1Fフロアのご案内です!
最後に当院のお手洗いの紹介です!
いつでも当院のお手洗いは綺麗です!